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- デビッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」を観た。黒沢清の映画を見ているときと同質の緊張を感じたけど、緊張の量や持続はリンチのほうが大きいと思った。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/08/21
- メディア: DVD
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- 部屋の片づけをしてたらカセットテープが出てきたから聞いてみたら、CBCラジオ(名古屋のローカルラジオ局)の「戸井康成の生ラヂオ」だった。中学生だったころはラジオばかり聞いていたけど特にこの「戸井生」はゴールデンの帯番組だったこともあり印象に残っている。出てきたカセットには「戸井生」で毎週火曜日にコーナーを持っていた素人のミュージシャン「T&T」の解散特集の回が録音されていた。結構いい曲をつくる二人組み(タカハルとタツヤ)で気に入っていたけど結局デビューできないまま音楽性の違いで解散してしまった。(二人をデビューさせるということが目標のコーナーだったとおもう。)
録音も中途半端なところから始まっているしこの解散ライブで好きだった曲を網羅しているわけでもないけど、久しぶりにこの二人のことを思い出したことがとてもよかったと思った。たぶんこのラジオを放送しているときの二人の年齢を今の僕は越えていて、だからこそ思い出とかに左右されずに久しぶりに聞いた曲自体に当時とは違った気分で改めて感動することが出来た。(とはいえ思い出からまったく自由にはなれないけど)