チェルフィッチュ「三月の5日間」のDVDを見た。

岡田利規の同名の小説「三月の5日間」を読んで知ったときにはもうこの舞台は公演を終了していたから見そびれてしまったけど(といっても当時の関心の度合いだとわざわざ東京まで見に行ったりはしなかっただろうけど)、DVDは出ているのでそれで見ようと思ったけど、不思議なものでそういったもので出ていると、そのうち見ればいいやと後回しにしてしまっていたけど、偶然にも見る機会が出来たので見た。すごく面白かった。途中何度か声を上げて笑ってしまう箇所があって、ライブハウスだったら恥ずかしいなとおもった。会話と動きがすごく自然なんだけど、やっぱり演出されたものでだんだん不自然に見えてきて、その不自然さはリズミカルな音楽みたいな不自然さだと思った。なかでも映画館の前で一人でてんぱってしまった火星に行きたい女の子がとてもよかった。また日本でもツアーをして欲しいと思った。