模型

ミリタリーの模型を作ったことがないかといえば、あるが、たぶん一度も完成させたことはなかった。
だからというわけではないが、模型を作ることにした。

つくるものを決めず、模型店でパッケージだけ見てこれにした。

かわいかったし、今も似たような形の車(ビートル)があるのが良いと思った。色塗りも簡単そうだった。
色塗りというのは、模型づくりで楽しいところであるところだと思うが同時に億劫なところでもあり、
なぜ、楽しいと億劫なのか良く分からないが、最近のプラモデルは、色塗りしなくてもいいように色分けされているから、
どんどん色塗りしなくなる。

今回は最初から絶対色塗りするつもりで購入した。少々不親切そうな感じもよかった。中は見れなかったが、絶対一色成型だと思った。

模型づくりはまず箱を開けるところから始まるわけだと思うのだけど、開けたときの第一印象は、パーツ少ない、だった。
でもボディーとかは1パーツでかわいく、ドイツ人のフィギュアも結構良くできていて、
バリもあまりなく、ストレスなく作れそうだった。

色など塗ったことがないので、どう塗るか、どういったプロセスで塗るのか、ということは多少ネットで参考に
するところもあるとはいえ、パーツ構成などを見ながらその場で決めていくことになる。
しかも、箱を開けるまでは使う色も分からなかったし、その部分も含め、考えながらの作業で、さくさく作れる、
というわけには行かなかった。

説明書を見ながら接着できるところは接着しながら、作っていく。

とりあえず、仮組み。凄くかわいい。特にヘッドライトがいい。キットには民生車用の透明のヘッドライトのパーツもついてました。

ここまで作って、使う色を決めて、買出し。わざわざ名古屋まで出て、ビックカメラに買いに行った。
すっかり楽しんでいる訳だが、常に何やってんだと言う気分も付きまとっていることも忘れずにいたい。

昔、ガレージキットを作ろうとして買ったエアブラシとコンプレッサーが、そのガレキが結局完成しなかったので、使われたことの
なかったが、ついに、購入から15年くらいのときを経てついに使った(絵を書く用に使ったことはある)。

しかしエアブラシというのは、どんな風に塗れるのか、操作が現実にどのように反映されているのか、分かりにくい。
家にあるエアブラシは、ダブルアクションといわれるタイプのものだけど、それは下にボタンを押し込むと、コンプレッサーから空気が流れ込み、
そのボタンを手前に引くと塗料が空気に混ざって吹き付けられるという操作が必要なのだけど、なれないうちは、
空気を出すために押す操作で液も出ているという、押しているのだから出ているだろうという先入観もあり、空気ばかり出てきて、
薄くしかぬれなくて、塗料を薄めすぎたかと思ったが、説明書を見たら、上記の説明があってちょっとやり方が分かってきた。
たくさん使っていれば掴めるのだろうが、まったく現実感がないまま、なんとなく塗っていったが、一度塗りでは全然うまくいかず、
何回か塗りかさねた。

今思うと黒いところが黒すぎたという反省がある。
シートやドイツ人など、味を出したかったので、アクリル絵の具で筆塗り。

色が乾いたら、適当に墨入れと、汚しをして、全体を接着して完成させました。

全体で朝8時くらいから、夜の9時くらいまでかかりました。中断が長いのでたぶん作業時間はその半分くらいです。

また機会があったら作りたいです。