ヨコハマ買い出し紀行

ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))

ちょっと前までアフタヌーンで連載していた漫画。
文化系トークラジオLifeの「文化系大新年会」の回で僕らの柳瀬にいさんが紹介していて気になって読んだけど、とても面白かった。
未来の鎌倉あたりでのお話。作品の設定は読者の側にはほとんど明かされず、ただそこでの人と、ロボット（といってもほとんど人間と変わらない。歳をとらないという一点を除いて。）とその他もろもろのコミュニケーションを描く。空気感が感じられるのがいい。特に中盤あたりの巻が白眉だと思う。後半はちょっと突っ走りすぎていいところが見にくくなっちゃったけど、でも総じて上質な作品です。
僕はこういう漫画が描かれ、読まれるということが嬉しいと思ったし、もっと他にもあっていいのにとも思う。