「文学環境論集 東浩紀コレクションL」東浩紀

文学環境論集 東浩紀コレクションL

文学環境論集 東浩紀コレクションL

ようやく読了。
いろいろなことについて論じていてそれぞれの評論(やエッセイやら)にはいろいろ思うところがあるけど、東浩紀には一貫性があるということが分かる。一貫性を持ち続けるということは相当なエネルギーが要ることだと思う。これだけ膨大な量の原稿を書き続けているということにもただただ圧倒させられる。翻って自分のことを考えたときにいったい僕に打ち出していけるものがあるだろうか。表現の核心はあるだろうか?僕は何に興味を持つのだろうか?それを信じ続けていけるだろうか。魔法を信じることはできるかもしれないが、魔法を信じ続けることは、相当しんどいことなのかもしれない。