「猛スピードで母は」長嶋有

この作者の小説は初めて読んだけど普通のようで普通でない、親子のようで親子でない人たちの会話が妙な雰囲気で面白かった。で読後の印象は良かった。短編2編収録で表題作とは別の「サイドカーに犬」は映画で見ていたけど、結構印象が違って面白かった。読み終えて改めて見たら、カバーの絵がすごく嫌な感じがした(文庫)。