米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」を読む

儚い羊たちの祝宴

儚い羊たちの祝宴

米澤穂信のマゾっけが存分に表れていて面白い。少し前に読み終わってて、ここに感想書こうとして読書ノートを読み直したら、「マゾか!」って一言だけ書いてあって参考にならなかった。だから感想はあいまいな記憶を頼りに書きます。「お嬢様」系のキャラクターがとてもいきいきしていてそういうのが好きな人は五倍楽しめるだろうと思った。お嬢様が外的な原因で没落してひどい祖母に牢屋に閉じ込められる短編が面白かった。米澤穂信はどうしてこんな小説を書くのか不思議だ。