働く兄弟

うちのサークルのマンガはいつもは多少ばらつきがあってもティアズマガジンが出る頃(つまりコミティアの2週間くらい前)までには完成するのだけど、今回はちょっと手間取って昨日終わった。焦るのが好きじゃないので計画的にやっていくのだけど、今回は計画どうりに行けばもう一冊薄い本を出せたかもしれなかったけどもう無理だった。今は、オウガユーアスホールを聞きながら、ブラザーのレーザープリンターが淡々と出力してくれるのをサポートしている。一番退屈な作業だけど、ただの紙切れでしかなかったものが「本」となっていくこの過程が刺激的で好きだ。印刷したてのあったかい紙の束もいい。ネームのときに何度も何度も読んでから、原稿用紙に移ってからは、書くに専念してなるべく読まないようにしているのでこの段階で初めて完成形としての自分のマンガを読む。

なんてブログを書きながら作業していたら表裏同じページを印刷してしまった。もったいない。