文化の日

11月2日、3日と東京に行った。行きの新幹線で読んだ「切りとれ、あの祈る手を」という本がとても良かった。装丁がかっこいいでしょ。勇気というか希望の言葉に満ちている。読んでしまったから書くしかない。見てしまったから描くしかない。漠然とした部分に光があてられていく感覚。

2日は友人と、美術館、ギャラリーめぐりの後に自分の作品が展示されているスパイラルに行った。昔なじみの宮田と初めて会う宮田のガールフレンドとフナコシさんがたのしげに談笑していた。フナコシさんが芳名帖にフナコシと描いたところで宮田のガールフレンドが気づいたらしい。この日は会場について1時間くらいで店じまいになったので、フナコシさんと宮田とガールフレンドと僕と友人の5人で渋谷の焼き鳥屋さんに行った。フナコシさんの歩くペースの早さが印象的だった。あとタイの話で盛り上がっていた。僕は行ったことないけど行って見たいと思った。

それでフナコシさんにお持ち帰りされてフナコシさんの自宅へ。あったかいお風呂と布団がとてもありがたかったです。一時、迷いのおままごとという曲で描いたプロポーズされている女性は以前コミティアの会場でチラッとだけ見たフナコシさんの奥様をなんとなく思い出しながら書いていたけどやっぱりちょっと違っていた。のんびりしたイメージがあったのですが、お話しするともっとずっときりっとしていました。手作りパンがとてもおいしかったです。あとニャンちゃん(インコ)かわいかったです。羽ばたきの音が迫力あってかっこよかったです。肩に乗られたときはびびりましたが。

3日はいちにちスパイラルに居ました。ですが忙しそうにする島田さんの手伝いも出来ず、絵を見てくれる人と話すタイミングも掴めなかったですが、午後くらいからちょっとづつ話をしたりお叱りを受けたりしました。名古屋で発表するときとは環境も人も違ったので短い時間でしたがすごく考えさせられたし、面白かったです。イタ車の写真の作者の坂口さんと泡の彫刻の作者の田中さんともう少し話が出来たらとちょっと後悔しています。フェアに呼んでくれた島田恒平さんには本当に感謝です。

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今回の展示とは違いますが坂口さんの郊外の普通の家を正面から撮ったこのシリーズの写真集は本当に面白くてかつ僕好みだった。撮り方を聞いたので今度まねてみようと思った。

本当に疲れていたのか夜行バスはタイムスリップしたみたいにすぐに名古屋に着いたけど、朝から足がとても痛かった。見てないけどむくんでたのかしら。もう直りました。