「インシテミル」米澤穂信
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08/30
- メディア: 単行本
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米澤穂信にしては異色の人がたくさん死ぬ物語。ミステリの教養があるかないかで印象はかなり違ってくるんだろうな。というか自分にその教養がないことをこれほど恨めしく思ったことはない。ただ、そんな知識はなくても普通に読んで面白いしキャラも魅力的だ。
おそらく、この本を読んだひとの9割8分くらいの人は続編を期待するんではないかという終わり方。おいしいところはことごとくお預けを食らった感じ。
完全に戯言だけど、この〈須和名祥子〉は僕の脳内では「天元突破グレンラガン」の〈ニア〉の容姿をしていた…