コップとコッペパンとペン作者: 福永信出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/04/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (47件) を見る 僕にとって小説を読むことは服を着ることみたいに淡々としたものだけど、たまに自分の…

スクールアタック・シンドローム (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 140回この商品を含むブログ (133件) を見る 単行本「みんな元気。」から収録された「スクールアタック・シンドロー…

猫に時間の流れる (中公文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/03/01メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (55件) を見る保坂和志の作品には猫がやたらと登場する。一般的に動物などの生き物が小説や文学（多分絵画な…

太陽の塔 (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 74人 クリック: 444回この商品を含むブログ (731件) を見る自意識がごわごわと肥大化した男子大学生たちが、クリスマスファシズム吹き荒れる12月の京都で…

愚者のエンドロール (角川文庫)作者: 米澤穂信,高野音彦,清水厚出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2002/07/31メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 228回この商品を含むブログ (438件) を見る学園を舞台にしたミステリーを書かせ…

狼と香辛料 (電撃文庫)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/02メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 471回この商品を含むブログ (744件) を見る経済を主要な題材として採用しつつ、狼の神である「ホロ」（もちろん見た目は美…

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/12/18メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 414回この商品を含むブログ (658件) を見るあえて言おう、小佐内さん萌えだと！ ……… …… … 作品としては「夏季限定…

寓話作者: 小島信夫出版社/メーカー: 福武書店発売日: 1987/02メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る この小説を読んでいると、何が本当で何がうそなのかわからなくなる。フィクションでもノンフィクションでもメタフィクション…

プレーンソング (中公文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/05/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 79回この商品を含むブログ (182件) を見る 保坂和志は、よく「なんもない日常を描く」なんていわれるけどそんなことは全然なく…

新しい古本屋を発見した。入口が狭くて奥まったところにあり、いかにも入りにくい感じの店だったけど、勇気を出して入ったら奥に長細い店構えで、思いのほか明るくてひろかった。長い店の一番奥にちょっと怖そうなおじいさんがどっしりと構えていたからこそ…

おたおたママのうんち日記作者: うえさきひろこ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2000/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るこちらはとても読みやすいエッセイ。作者が、試行錯誤しつつ、嫌気も差しつつ、息子をつねに面白がっ…

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)作者: 円城塔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 362回この商品を含むブログ (260件) を見るちょっとこの本については、なにもかけないんだけど、…

この二冊の本は扱われている内容が僕にとって「未知」であるということと「面白いとしか言いようがない」という点で共通している。

夜は短し歩けよ乙女作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11/29メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 2,165回この商品を含むブログ (981件) を見る現実にあるモチーフとか固有名詞がたくさん出てくるからといって、現実の世界を小説で描…

寺山修司少女詩集 (角川文庫)作者: 寺山修司出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/02/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 52回この商品を含むブログ (96件) を見る詩を読むのは高校の現代文以来（たぶん）だけど、なかなか面白い体験だった。多くの詩が…

去年の冬から帽子をかぶり続けていて、結構「帽子の人」としてのイメージが定着してきたらしく、ある方からお古の帽子をいただいた。それもおしゃれで高そうなものを4つもいただいて、単純に嬉しかった。僕の好みにも合っていたし、そういう継承が嬉しい。な…

憂鬱なハスビーン作者: 朝比奈あすか出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (27件) を見る 「文化系トークラジオLife」の新年会の回でサブパーソナリティの柳瀬博一さんが紹介していた本。今年読ん…

赤朽葉家の伝説作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 148回この商品を含むブログ (506件) を見る 作者はジュブナイル小説出身でキャラを立たせるのがとてもうまい（と僕は思う）。前作の「少女…

鈴木先生 2 (アクションコミックス)作者: 武富健治出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/02/28メディア: コミック購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (139件) を見る これは傑作だと思います。浮き沈みの激しい鈴木先生を尻目に、作品のテンショ…

1000の小説とバックベアード作者: 佐藤友哉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (165件) を見る 佐藤友哉は単行本になってるのは全部読んでるはずだけど、初期の「鏡家サーガ」は普通に面…

氷菓 (角川文庫)作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2001/10/28メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 956回この商品を含むブログ (574件) を見るさよなら妖精 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: …

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)作者: 武富健治出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/08/11メディア: コミック購入: 12人 クリック: 328回この商品を含むブログ (314件) を見る ということでとりあえず一巻を読みました。まだ二巻を読んでません！あぁケチなこ…

「鈴木先生」で一躍有名になった漫画家、武富健治のホームページ「胡蝶社」を偶然見つけて、なんか分からんけどむくむくとやる気が出た。コミティア終わってちょい五月病気味だった僕のケツに鞭がいれられたようだ。とりあえず早速「鈴木先生」を読まねば！

子猫が読む乱暴者日記 (河出文庫)作者: 中原昌也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/02/04メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 12回この商品を含むブログ (32件) を見る鋭い。中原昌也の作品は今まで長編ばかり読んできたけどこれを読んではっきり分…

わ・を・んアーティスト: detune.出版社/メーカー: HEADZ発売日: 2007/04/18メディア: CD購入: 2人 クリック: 84回この商品を含むブログ (27件) を見る 僕は音楽にあまり詳しくないから、実際に音楽をならすことはできないし、データベース的な知識もない。…

今朝、夜行バスで帰還しました！ちかれた〜。とりあえず今日はコミティア関係の反省会。 その他にもいろいろとゴールデンな２日間の東京での経験でしたがそれは後ほど・・・ スペースに立ち寄っていただいた方、お声をかけていただいた方そして、本を購入し…

東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/01/27メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 14人 クリック: 130回この商品を含むブログ (253件) を見るサマーバケーションEP作者: 古…

即売会初参加なのでほとんど本はありませんが2冊作りました。様子見もかねて合わせて30冊くらい。 1冊も売れないのは覚悟の上。製本にやたら時間がかかってしまった。現物を見ていただければ納得いただけるかと・・・

今日、正確には昨日だけど、ティアズマガジンを買ってきました。知らない人のために説明するけど、ティアズマガジンというのは、コミティアへの入場券を兼ねた分厚い冊子で参加サークルの自己紹介のようなものや（サークルカットと呼ぶらしい）前回の参加者…

最近なにかと話題の「らき☆すた」のオープニングアニメ。 京都アニメーションの技術には毎度感心させられっぱなしですが、 個人的には、本編のぐだぐだな会話のほうが好きです。 原作はまったく知らないけどアニメでここまでぐだぐだした感じを打ち出したの…